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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

とにかく可愛い女子ヴォーカリストがいるエレクトロポップ・アーティストを集めてみたよ~邦楽編~

邦楽 推薦盤

今回は 以前まとめてみた、エレクトロ・テクノポップアーティストの邦楽編、です。

 

10nen-ishiue.hatenablog.com

 

 甘くて、丸くて、ふわふわしたシンセ音と女の子ヴォーカルの取り合わせはやっぱ最強ですよ、旦那!というわけで多数の名門電子楽器メーカーがひしめくこの日本は、もちろんそうしたミュージシャンの宝庫。新旧とりまぜて、思いつくままにピックアップしてみました。

(ちなみに私、アニメやアイドル関連には疎いんで、そっち系統のアーティストは省いたラインナップになっております。あと基本的に自ら、またはメンバーが楽曲製作(及び演奏・録音まで)をこなしている人たちに限りました。あしからず)

 

 

〇capsule(カプセル)

 


CAPSULE - "WAVE RUNNER -DELUXE EDITION-" Trailer

 

PLAYER(初回限定生産盤)(DVD付)

PLAYER(初回限定生産盤)(DVD付)

 

 

当代きっての売れっ子プロデューサー・中田ヤスタカがPerfume以前から手がけている、といえばこのユニット。Perfumeで幾分制約されている、であろう彼のクリエイティビティーがより自由に発揮されてる。美人、というより個性的・小動物系なヴォーカル・こしじまとしこのお顔ってどこかしらあのきゃりーぱみゅぱみゅに似てる、と思うのだがあの手の感じがお好きなんでしょうか?中田ヤスタカ。

 

 

 

〇AZUMA HITOMI(アズマ ヒトミ)

 


AZUMA HITOMI 「プリズム」MUSIC VIDEO

 

CHIIRALITY

CHIIRALITY

 

 

宅録を志す者のバイブル、雑誌・サウンド&レコーディングでの連載も行っている才女。ひじょうに端正、というか正統派なキラキラ・シンセサウンドが心地いい。体全身を使い一人で行うライブパフォーマンスは現代の大道芸的でもあり、そういやいそうでいなかったタイプ。

 

 

〇Miki Furukawa(フルカワ ミキ)

 


フルカワミキ (Miki Furukawa) 「Dreamer」

 

Very

Very

 

 

スーパーカーのメンバー、という肩書ももう随分昔になりました。シュガーコーティングされたようなキュートな声と儚げなルックス、そしてドリーミーな打ち込みサウンドはまさに王道。彼女がヴォーカルを務めるバンド・LAMAもいい感じ。

 


Lama Spell Live

 

Spell(初回生産限定盤)(DVD付)

Spell(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

 

 

〇嶺川貴子(ミネカワ タカコ)

 


Takako Minekawa 嶺川貴子 @ Fez, NYC 1998

 


Dustin Wong & Takako Minekawa live at MOCAD

 

 ↓結婚前の彼女と

Roomic Cube~a tiny room exhibition

Roomic Cube~a tiny room exhibition

 

 ↓最近の彼女のアルバム

Savage Imagination (ボーナストラック2曲収録 / 本人達による全曲解説、歌詞付き)

Savage Imagination (ボーナストラック2曲収録 / 本人達による全曲解説、歌詞付き)

 

 

90年代、音楽界を席巻した渋谷系ムーブメントにおける宅録女子のシンボル的存在、といえばこの方でしょう。現在METAFIVEのメンバーとしても活躍してる小山田圭吾の元・嫁さん、でもあります(離婚報道を聞いたときはびっくりしたもんです)。長らく楽曲発表から離れていた彼女だが、ここ最近ではダスティン・ウォング、という素晴らしいギタリストとの共作で、実験的ではあるけど彼女らしい可愛らしさも兼ね備えたサウンドを追求されてます。

 

 

〇TORIENA(トリエナ)

 


Toriena - Chip Brain Girl (Full Album) Chiptune

 


Toriena - Square Sounds Tokyo 2015

 

www.toriena.net

 

 

 ゲームボーイを使い制作される、8ビットサウンド”チップチューン”界の若きプリンセス。ライブのときのはっちゃけぶりも実に可愛い。調べたらまだ事務所には所属されていないご様子。本格的なブレイクはまだこれから、か?

 

 

〇Satellite Young(サテライトヤング)

 


Satellite Young - Don't Graduate Senpai / 卒業しないで、先輩 (Senpai Club - Episode 3 ED, full version)

 

フェイクメモリー

フェイクメモリー

 

 

80年代テクノポップ、というよりあの頃のアニメの主題歌やアイドルソングの雰囲気をそのままトレースしたかのようなシンセサウンド。ここまで作り込めばギャグを通り越してもう天晴れ!としか言えない(笑)。個人的にはひょっとしたら今後水曜日のカンパネラのようなブレイクをかますかも!?などと密かに期待してる。

 

 

〇ZOMBIE-CHANG(ゾンビチャング)

 


ZOMBIE-CHANG "SUMMER TIME"

 

ZOMBIE-CHANGE

ZOMBIE-CHANGE

 

 

 ニューウェーブでサイケでチープなシンセサウンドを総称して欧米では”シンセウェーブ”というそうで、このMeirin Yungのソロ・ユニット”ゾンビチャング”はその流れに呼応してる数少ない日本の女性アーティスト。どこか投げやりで脱力な感じも今っぽくてGOO。

 

 

〇町あかり

 


もぐらたたきのような人PV 町あかり (Mogura Tataki No You Na Hito - Machi Akari Official Music Video)

 

あかりの恩返し

あかりの恩返し

 

 

 チープ極まりないトラックの上に乗っかる、これまたなんとも懐かしさと奇妙な手癖を感じるメロディー。最近ではあの電気グルーブの前座も勤めてしまったのだからもうスターの仲間入りは果たしたといっても過言ではない!?このままですくすく育ってほしい。

 

 

〇浜崎容子

 


浜崎容子 - 雨音はショパンの調べ Yoko Hamasaki - I Like Chopin

 

Blue Forest

Blue Forest

 

 

独特な世界観を持つ活動で知られるバンド・アーバンギャルドのヴォーカルで活躍する彼女が今年ソロとしてアルバムを発表。彼女自身がアレンジ・プログラミングをしているそうなのでこれはもう立派な宅録女子。狂気すら感じるアーヴァンギャルドとは一線を画した、アダルトで落ち着いた作風。

 

 

 〇AYUSE KOZUE(アユセ コズエ)

 


Do It Yourself (AYUSE KOZUE creating sound with KORG )

 

boyfriend

boyfriend

 

 

 2006年、テイトウワ・プロデュースで華々しくデビューしたAYUSE KOZUE。その当時は自分で作詞作曲そして宅録までこなす、所謂サブカル好き人種にアピールした売り出し方だったように思うが、どうやらヒットには恵まれず…もちろん現在も活躍してるようですが、音楽性は随分方向転換したようで。可愛いし唄上手いのになぁ。

 

 

〇大正九年

 


大正九年 - 祝祭日 -

 

KYU-BOX.

KYU-BOX.

 

 

個人的には復活を切に希望している渡辺一重(ワタナベ ヒトエ)のソロ・ユニット。なんでも体調を悪くして活動休止中、とのこと。怒濤の制作ペースに無理がたたったのかな?かわいらしさの中の毒々しさが癖になる。

 

 

 〇Miharu Koshi(コシ ミハル)

 


越美晴 - パラレリズム~Decadance120

 

パラレリズム

パラレリズム

 

 

最後は現在齢56歳の大御所アーティストを。元々はポプコン出身でその後80年代は細野晴臣プロデュースの元、テクノポップに大きく傾倒した楽曲を制作していましたね(時代を感じさせる太眉!)。今改めて聴くとそのクオリティーの高さに驚かされる。再評価を切に求む!

 

 

…とここまで書いてきて思ったけど、大ブレイクを果たしたイギリスのチャーチズのようなライブ映えする、バンド編成のシンセ・エレクトロアーティストが日本には今、いないんじゃないの!?(私が知らないだけかもしれないが)。もし、業界で一発当てたい人なら、この路線を狙ってみるのもありなんではないでしょうかっ!以上!

 

 

イギリス在住の保育士兼パンクなライター、ブレイデイみかこの新書~” THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本”~

本・漫画

イギリスの映画監督、マイケル・ウィンターボトムの作品に”ひかりのまち”という映画がある。この映画ではかの国の典型的なワーキングクラスの人たちが数多く登場するのだが、ある何気ないシーンがとても気になった。

 

ひかりのまち [DVD]

ひかりのまち [DVD]

 

 

それは、とあるカフェでウェイトレスをやってる女性が、仕事中にかかってきた携帯電話を取り、そのまま外に出て話し込む、というシーン。それ観たとき真っ先に思ったのは

 

「これ、同じこと日本でやったら、オーナーか先輩かに絶対『仕事中に電話するな!』って怒鳴られるよな…」

 

たぶん私自身、職場の同僚かはたまた後輩が同じことやったら怒るもん。ふざけるな!って。でもイギリスではこうした光景は特別おかしなことではないのだろう。なんでもスーパーのレジで店員同士が話し込んで、レジ打ちが滞って行列ができる、なんてざらにあるって在英の知人に聞いたことあるし。そうそうある商品のクレームを言うために企業に電話したら「その件は私の責任ではないので知りません」ってオペレーターに突っぱねられた、なんて話も聞いたことあるわ。それが事実ならイギリスって、従業員だから・雇われているから我慢しなければならないことのハードルが日本に比べてかなり低くて緩いんだろうなぁ…そもそも“労働”に対する考え方が根本的に日本人とは違うのかも。ある意味羨ましいけど大変かもしれん、ムムム…と思うのだ。

 

さて、のっけからイギリスの悪口みたいになってしまったが(苦笑)、これから先はこのたび発刊されるイギリス在住の保育士兼コラムニスト?であるブレイディみかこ著の本” THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本”の書評を進めることにする。

 

THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本

THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本

 

 

ざっくり説明するとこの本は、在英20年以上のみかこさんが久しぶりに日本に帰り、この国の市民・左翼運動、また子育てや貧困を取り巻く状況についてリポートしている。

 

私はたまたま以前、このみかこさんの前書”ザ・レフト”にひじょうに感銘を受けて、それからほぼほぼファン状態で彼女のコラムをあれこれ読ませてもらっていた。特にここ最近のイギリスの政治情勢、スコットランド独立やイギリスのEU脱退の際はイギリスの”地べた”から発せされる彼女の示唆に富む文章がなによりためになったし、日本ではうかがい知れぬ英国の状況をより深く理解することができた。そんな訳で、そんな彼女が今の日本をどのように感じるのか、とても興味があったのだ。

 

ザ・レフト─UK左翼セレブ列伝 (ele-king books)

ザ・レフト─UK左翼セレブ列伝 (ele-king books)

 

 

10nen-ishiue.hatenablog.com

 

…さて、またまた話は脱線するが、私にとって物事の判断基準で『パンク(PUNK)であるか否か』はとても重要だ。パンクとは70年代後半に起こったロックのムーブメントで、それまでロック界の主流だったハード・ブルースロック、また難解で長大・テクニック指向なプログレッシブロックに対抗するような、シンプルなコード、お世辞にも上手いとはいえない荒々しい演奏スタイルで、そこから派生してあらゆるジャンルのカルチャーで既成概念だったり伝統・因習だったりを打ち壊す過激な表現形態として大きな影響を与えた。元々はニューヨークでバンド・ラモーンズなどが出てきたときに生まれた音楽ムーブメントだが、そのスタイルは海を渡り未だ“階級”という壁が大きく横たわるイギリスにおいては、社会を揺るがすほどにまでの大きな文化革命になったのだった。

 

私にとって「この人はパンクか否か!?」というのは、要するに支配階級ではないこと、そして“地べた”に暮らしつつも決してそこに安住しない・変革を求めるエネルギーを持っている人、ということだ。みかこさんの文章を読んでいると、イギリスの被支配階級の人たちの逞しさというか、自らの尊厳を守るための不屈の精神にある種の尊敬の念すら感じる。

 

冒頭で書いたイギリスの日常風景(?)は、イギリス人が心の奥に隠し持っている「雇われの身であろうと、奴隷のように自由を奪われるのはごめんだ」というパンキッシュな気持ちの表れかもしれない。

 

だが、日本と違っていたのは、この人たちは「自分にお金がない」と高らかに言うことができ、貧乏人はここに確かに存在するんだとやかましいぐらい主張して、それがあまりに堂々としているものだから「ワーキングクラス・ヒーロー」などと呼ばれてクールな存在とさえ見なされていた。彼らは、貧乏なのはじぶんのせいだと自らを責めるのではなく、「貴様らがしっかりやってくれないと末端は苦しいだろう」と政府に拳を上げ、相手が無視すると暴動すら起こすのである。

 

イギリス人のように騒々しいくらい自身の権利を主張することなんて、とかく”自己責任”という言葉を雇う方・雇われる方問わず大好きな、慎ましい日本人は一体いつになったらできるだろうか?しかし、アメリカではバーニー・サンダース、スペインではパブロ・イグレシアス、そしてイギリスではジェレミー・コービンのような政治家が多くの人々の支持を集めていることからわかるように、世界は1%の富が集中している層VSそれ以外の99%、という”反格差””反貧困”を訴える方向に変わり始めている。名もなき日本の小市民の一人だって、お金持ちじゃなくったって、もっと生きる権利を主張してもいいんだよ、そして権利というのはいつだってそこにあるものではなく自分たちの手でつかみ取らなければならないのだ、と日本人がつい忘れがちなことを思い出させてくれる、そんな本なのです。

 

 

 ↓ブレイデイみかこさんが人生の師と仰ぐ、元セックス・ピストルズのヴォーカル、ジョン・ライドンの最新自伝。一見むちゃくちゃなこと言ってそうで一本筋が通ってます。

ジョン・ライドン 新自伝 怒りはエナジー

ジョン・ライドン 新自伝 怒りはエナジー

 

 

片手首骨折!こんなとき困ることあれこれ

独り言

震災の影響でドタバタした毎日を過ごしてました。で、やっと一息ついたところでやらかしてしまいました。バイクの転倒事故で左手首骨折(泣)

 

その骨折も、かなり複雑な粉砕骨折らしく即入院、そして来週明けには手術の予定、なのです。はぁ…

 

そんな訳で暇を持て余してることもあり、久しぶりにブログを書いてる次第。もちろん病室からスマホで片手で打ち込んでます。

 

さて、いざ片手が使えない生活を余儀なくされると普段は気付けない不便さに否応なく直面することになりました。まぁ滅多に経験できないことでもあるんで(したくもないけど笑)、今回は健忘録としてあれこれ書き残しておこうと思います。

 

○片手が使えないと…スマホの充電が面倒だぞ!

 

まずはこれ、ですね。スマホに充電ケーブルを差し込むことが片手だとこれほど面倒だとは。怪我した手でスマホを立てつつ、穴を上に向け、そこにケーブルを突き刺す。これがなかなか上手くいかないのよ!もし私と同じ状況で長期の入院とかになった場合なら、置くだけで充電できるワイヤレスチャージャーを用意したほうがいいかも。

 

 

 

○片手が使えないと…ペットボトルの蓋が開けづらいぞ!

 

病室は乾燥してるので喉が乾くのです。しかしペットボトルを買ったはいいものの、蓋を取るのが片手だと面倒!結局手で固定しつつ、歯で蓋を噛みながら、ボトルをグルグル回して外すことに成功!…まぁ看護士さんに頼めばいいことなんですが、これくらいのことでいちいち呼んでもなぁ、と思いまして。

 

そしたら片手でペットボトルの蓋を開けるのに便利なグッズってあるんですね!さすがAmazonさん!

 

 

スマイルオープナー イエロー 1124502A

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○片手が使えないと…シャワーが浴びにくいぞ!

 

とにかく包帯巻きの手を濡らせないし使えないのでシャワー、そして身体を洗うことは誰かの手助けなしではできませんね。調べてみたら、包帯を濡らさないよう保護する「入浴防水プロテクター」なるものがありますね。

 

 

 これ、何度も使えるみたいだし装着も簡単そうなんで(これ大切)退院したら買ってみようと思います!

 

○片手が使えないと…本を読むのも一苦労するぞ!

 

入院生活はとにかく暇、なので普段集中して読めなかった本を幾つか持ってきてもらったのですが、片手だとページをめくる、こんな些細なことでも面倒でした。ちょっと厚めの本だと尚更。やはりこんなときは指一本でスクロールできる電子書籍、ですかね。

 

 

Kindle Voyage Wi-Fi、電子書籍リーダー

Kindle Voyage Wi-Fi、電子書籍リーダー

 

 

…と、疲れてきたんで今日はここまで。しかしなんだかんだいっても、こういった緊急時に頼りになるのはやはり家族、です。私、わりと嫁さんにキツイこと言ったりしてたんですが、ここぞとばかりに『ほれほれ、やってほしければお願いします!って言いなよ』とからかわれてます苦笑。普段から身内には優しくしといたほうがいいですよ〜(いやマジで)。

 

大震災を乗り越えるためには?~経験したことを書いてみた~

ニュース 独り言

えっと、このブログは一応匿名でやってるので、自分が住んでる地域を特定できるようなことはなるだけ書かないようにしてましたが、今回はどうしても書いておきたい、というか書き残しておきたい、なんて思いまして。

 

そうです、4/14の前震及び4/16の本震を含む熊本地震のことです。私も被災者になってしまいました。

 

熊本地震 (2016年) - Wikipedia

 

 

特に揺れが酷かった熊本県益城町及び阿蘇地区からは、若干離れたところに住んでいるので、建物の倒壊などの被害には遭いませんでしたが、震度7規模の地震を(今のとこ)連続2度も経験し、その恐ろしさを身をもって体験しました。いやぁ…本気で死ぬかと思ったよ。

 

現在も震度3程度の揺れは頻繁に起きている状態なので、全く予断を許さない状況なのは変わらないのですが、とにかくこうしてブログを書くくらいの余裕はやっと得られています。

 

さて1995年の阪神淡路大震災、そして2011年の東日本大震災と大きな地震を目のあたりにしていた私たちでも、それがいざ自分の住む街で起こるなんぞはやっぱり考えていないもの。というか考えないようにしていた、というのが本音です。しかしこの日本でこうした地震が起きない場所などどこにもない、ということを突き付けられました。

 

復興〈災害〉――阪神・淡路大震災と東日本大震災 (岩波新書)

復興〈災害〉――阪神・淡路大震災と東日本大震災 (岩波新書)

 

 

 

〇ライフラインのこと

 

本震と呼ばれる16日の揺れが起こったのは夜中の1時。それまで余震は散々来ていたのでグッスリ眠るという状態ではなかったのですが、布団には入っていました。横揺れ・縦揺れの凄まじい状態で14日の地震の際には倒れなかった棚が自分のすぐ脇に倒れてきました。少しずれてたら確実に怪我してましたね。(家具や棚には転倒防止の金具は絶対取り付けましょう!これ鉄則!)


14日の前震では持ちこたえた家屋でも16日の本震で倒壊したケースもありました。また、同じ地域でもお隣は無事なのに、そのお隣は壁が壊れたり瓦が落ちたりなども見受けられましたね。自分が住んでいる住居がどの程度地震に耐えうるかも、平時にチェックするべきだと思いました。

 

そうそう、今回の地震では薄型テレビが倒れて画面が割れた、というケースも多く見られました。できるだけテレビにも転倒防止の措置をすべきでしょうね。

 

不二ラテックス 家具・家電転倒防止用品 不動王 薄型テレビ用 耐震シート FFT-002

不二ラテックス 家具・家電転倒防止用品 不動王 薄型テレビ用 耐震シート FFT-002

 

 

停電も起きました。ただ私の住む地域ではほんの30分くらいで、これは幸運なことでした。ガスはプロパンなので、ボンベが倒れるということもなくすぐに使うことができました。

 

ただ私はこのブログで散々書いているようにガス販売店の従業員なので、次の日は倒れたボンベの修復と止まったメーターの復帰作業に駆けずり回ることとなりました。高さが人の背丈ほどある50キロボンベが倒れている、というケースがとにかく多かったです。一応ボンベにはチェーンを巻いているのですが、チェーンを壁に取り付けている金具がビスごと引っこ抜けてしまっていました、あまりの揺れで。これは想定外でしたね。

 

ちなみにガスの配管が使えなくなるほどのダメージを受けたとこはほとんどありませんでした。ガスの配管を埋設(地中に埋めている)してる古い家屋で、その配管が元々かなり錆びついて老朽化しているところで若干漏れがあり使えなくなった、つうのはありましたけどね。

 

お客さんもよく御存じのようで、ボンベのバルブを自分で締めていてくれたので、ガス漏れで一大事、ということは私の会社では一件もありませんでした。

 

ガスのメーターには感震機能が搭載されてて、強い揺れを感じると自動的に遮断するようになってます。この遮断を解除するのはメーターの前面にある黒いボタンを押し、1分ほど待っていれば(配管の異常がない限り)間違いなく再びガスを使用することができます。特に独りで暮らしいるお歳を召したおばあ様からの「ガスが使えない」という問い合わせのほとんどがこのメーターの遮断でした。おばあちゃん、あなた自分でボンベのバルブは恐いからって締めてるでしょう、ならばメーターの復帰もわざわざ我々を呼ばずに自分でやってくださいよ!ボタン押せばできるんだから~(苦笑)。

 

都市ガスは、ほぼ配管が地中に埋設されているので復旧にかなり時間がかかったようです。都市ガスを使われている方は残念ですがこのような大規模な地震が起こった場合は最低2週間以上は使えないことを覚悟せねばならないでしょう。

 

ところで、とにかく困ったのは水道でした。2度目の本震の後から12.3日ほど断水が続いたので。

 

前震の後、お風呂の浴槽に貯めていた水はかなり重宝しました。食事はカップ麺などをペットボトルの水を沸かして使えばどうにかなるのですが、歯磨きのときや手や顔を軽く洗いたいとき、そしてトイレの汚物を流したい時はどうしてもまとまった水が必要になります。ここでも幸運だったのは季節がちょうど春先で、あまり汗をかかなかったこと。お風呂に入りたくても近所の温泉施設は満員で待ち時間が長く、かつゆっくり体を洗うなんてことはできません。ちなみに私は3日に一度くらい1時間ほどかけて、それほど被害のなかった遠方の温泉施設に通ってました。

 

水がでなければ当然洗濯もできません。この地は地下水が豊富でコインランドリーの中には井戸水を使用してるところがあるので、本震の直後でも使用できる施設がありました。仕事終わりの後、2日に一度そうしたコインランドリーに通いました。もちろんここでも順番待ちで2時間ほど待たされることにはなりましたが。

 

断水から10日ほど過ぎたあたりから、浴槽に貯めた水も少なくなり、かつ汚れてきたので『どうしよう…』と思ってたところ、我が地域にも関西方面からの給水車が来てくれました。これはほんとに助かりましたね。

 

しかし雨水を溜めて、それを飲み水にできればなぁ…と何度も思ったものでした。こういったサバイバル用の浄水器を一台持っておけばいざというとき安心かもしれません。↓

 

SAWYER ソーヤー ミニ SP128 [並行輸入品]

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〇住む場所のこと

 

今回の地震で家屋の倒壊や破損のため、現在でも近くの学校や公園などに住んでいる方々が大勢います。私たち家族は、本震の後の2日ほど近くの公民館に泊まりました。こういった非常事態のときは、見ず知らずの人でも身を寄せ合っていると不思議と落ち着くものです。

 

ただそれでも赤の他人同士ですから気は使います。私は結局、それに耐えられず車中泊をしました。とりあえず大丈夫だったけど、しばらく自分の家で寝るのが恐い、ということで車中泊を選んでいる方がかなり見受けられました。

 

 

 

↑まぁ、こういった車中泊用のベッドを普段から持っていれば快適だったかもしれません。実際はよほど慣れてる人ならいざ知らず、テントでの野宿生活はなかなか厳しいものがあるかも、と思うんですよね。

 

安心・安全!はじめての快適車中泊 (るるぶDO!)

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〇食材などの調達

 

コンビニは比較的早い段階で営業を復活させてましたが、それでも弁当などはほとんど並びませんでした。スーパーは本震後の一週間くらいは閉店してました。今でも閉まってる店舗もあります。

 

そんなとき必要になるのは所謂レトルトやお湯かけて食べられるカップものですが、会社の人たち同士で譲り合ったり、またしばらくして遠方の親戚筋から送ってもらいました。ただこれもある意味幸運だったは、80歳になる私の母がいつも冷凍庫に食材を無駄に溜めておく癖があったこと。スーパーがなかなか開かず、そうした保存食に飽きてしまう中では、かなり重宝しました。

 

↓この手のレンジでチン、で食べられるごはんも結構普通に美味しかったですよ。

 

ウーケ ふんわりごはん 国内産 100% (200g×3P)×8個
 

 

 〇有名人の被災地訪問について

 

ちょっと話がずれますが、SMAPの中居氏やモデルのローラ、また女優の佐々木希氏などが特に被害の大きかった地域に来て炊き出しなどのボランティアをした、というニュースが報道されてます。

 

matome.naver.jp

 

これ、実際に被災地に住んでる者からすると素直に嬉しいですよ。彼らの多くが訪れてる益城や阿蘇地区は熊本市の中心部から普段なら車で1時間以内で着きますが、かなり混雑してるんで多分2時間以上かかってるはず。そこまでしてわざわざボランティアに来てくれる心意気、これを偽善だの売名だの言うのって、よっぽどひねくれてますよ。まぁ、もちろんボランティアするのは人それぞれですから、来ない人をあれこれ言うつもりはありませんが、こうして実行に移してる有名人の善意を踏みにじる言動は止めて欲しいと強く思います。

 

 

〇まとめ

 

こうした震度7程度の強い地震が来た場合、それまでの普通の生活が戻ってくるのには最低でも2週間ほどかかることは頭の片隅に入れておくべきだと思います(もちろん被害の大きい地域ならそれ以上かかるでしょう)。その2週間をどう乗り切るか?が一つの鍵になるかな、と。被災地域の外に親戚や知り合いがいるのなら遠慮なく甘えたほうがいいし、そのためには普段から付き合いをしっかり取っておくことも大切でしょうね。

 

しかし、こんな経験はもう二度としたくないんですけどね。また再び大きな地震が起きるかもしれない、と言われてるし。不安な日々は当分続きそうです…

 

 

 

↑学生時代はドラマーで、好きなバンドはXTCと公言している個性派の大西熊本市長。震災直後から不屈の頑張りを見せてくれます。

 

乙武洋匡氏・その旺盛すぎる性欲があったからこそ今の立場があるんでしょ、きっと

ニュース

乙武洋匡氏の不倫問題が巷を賑わせていますね。

 

matome.naver.jp

 

生まれつき両腕・両足がない、という過酷な運命を負いながらも、早稲田大学に進学、その後はスポーツライターや小学校の教員免許を取得したりとハンディをもろともせぬ活躍。実生活では大学で知り合った女性と24歳の頃に結婚、現在は3児の父である、とのこと。

 

…とまぁ、ここまではネットの情報を集めて書きました。というのも私、乙武氏に対してそれほど興味を抱いたことがなかったもんで(失礼な言い草ですんませんが)。

 

つうか、この騒動が起こって初めて彼に3人の子供がいることを知ってビックリしたくらいですもん。五体満足にも関わらず、娘一人育てるだけでヒイヒイいってる私なんぞ足元にも及びませんよ。いやマジで。

 

この日本において子供3人養うことができる経済力を侮ってはいけません。ほんとにスゴイことだと思うんです。それをあの境遇で可能にしているんですから、もう尊敬の念すら沸き起こります。

 

五体不満足 完全版 (講談社文庫)

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自分を愛する力 (講談社現代新書)

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…ところで今回の不倫騒動ですけど、こうした乙武氏の常人には到底理解しえないバイタリティーを考えるに、まぁありえることではあるな、と思ったんですね。『英雄色を好む』とでもいいましょうか、男としての向上心やら野心やらと性欲って密接に繋がってるもんですからね、これはどう時代が進もうが変わらない真実です。

 

男が社会的にのし上がっていくために必要なこと、それはなんといっても”自信”です。根拠があるなしなど関係ないのです。言葉を替えれば”自惚れ力”。それさえあれば大概の逆境にも立ち向かえます。旺盛な野心を抱いていた乙武氏が健常者と互角に立ち向かうために必要だったもの、その自惚れパワーにガソリンをぶっかけ、轟々と内なる負けん気を燃え上がらせるためにはオスとして”異性からモテること”も重要だったはず。いや我々が思うより彼にとってはとてつもなくこだわるべき案件だったかもしれません。

 

幸運にも彼はルックスでは並みの男性より優れたもの、母性本能をくすぐる可愛さをお持ちだった。それにしてもやはりあのハンディですから、女性とネンゴロになることも一般的な男性に比べたら数倍の努力と行動力が必要になるでしょうきっと。一説には不倫していた5人以外でも50人以上経験がある、とかないとか…マっ、マジかよ…

 

確かに体躯的に日常生活の多くで誰かの補助が必要で、子育てにおいても奥さんに多大な肉体的・精神的比重がかかっていたことは間違いないことから、今回の騒動では特に既婚女性から猛烈なバッシングを受けているようですが、やはり男の立場から見ると『あれほどのハンディを負っていながら4人家族を養う経済力と社会的立場を築き上げたことに比べたら、そうたいした問題ではないのでは?』と思っちゃうんですよね。あれ?これ暴言ですかね?

 

 ※そもそも私的には有名人の不倫問題において、往々にして男性側が非難されがちなことに対しては前々から不満があるのです。だって女性だって男性が結婚してることを知りながら付き合ってるわけでしょ?無理くりホテルに連れ込まれたわけじゃないでしょ?なかには家庭があることを知らなかったなんて場合もあるかも、だけど、それは勘が鈍すぎではないの?それくらい付き合ってんだったら気づけよ、と思うのよね。

 

もしかしてですよ、奥さん的には育ちざかりの3児と乙武氏の世話に日々翻弄されて、もう夜の生活には手が回らない・体力もないなんて状態だったかもしれませんよ?要するにセッ〇スレスだった、と。

 

それになにより彼は手があんな状態なんですから、その…なんというか…オナ〇ーすら実際問題不可能なわけでしょ?(あ、もしかして彼なりの特殊な方法があるかもしれないけど)。ちなみにもし私がオナ〇ーを出来ない体だったとしたら…うん確実に気が狂う、と思う(笑)

 

じゃぁその気が狂わんばかりの旺盛な性欲はどう解消すればいいのか?風俗にでも行けばいい、なんて声もあるかもですが、そんなんじゃあんまり味気ないしお金もかかる、やはり少しでも気持ちが通じ合った人の方が…なんて思いだったんじゃないでしょうかね…ってなんで私が彼の気持ちを勝手に代弁しなきゃならないのか、って感じですが(苦笑)

 

 

はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)

はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)

 
できる男は不倫する

できる男は不倫する

 

 

もちろん不倫自体は決して褒められるもんじゃないです。ただ男性の性欲を見くびっていただくと困るよ、とは声を大にして言いたい。というかこの性欲のパワーが社会をダイナミックに動かす原動力・源である、そして現代社会がなんともしれん閉塞感に覆われているのは、結局のところ、こうした男性が本来持つ”ヤンチャ感”を発露できる雰囲気・余裕がなくなってるから、とすら思うのですよ。

 

日本の国力が落ちて、少子化が問題になってるのは結局これが原因なのよ。もっとヤリタイ男を自由にしてあげればいいのよ(極論)。

 

ただし、このパワーは良くも悪くも自己顕示欲に直結し、どんな手を使ってものし上がろうとするような利己的な方向に行きやすいのも事実。女性にはそうした男性の暴力的なパワーを上手いこと手なずけて、平和的で生産的な方向に導く立場にいてほしい、などと思うわけです。…あれ?乙武氏の話がいつの間にこんなことに…えっと、不倫の最低条件があるとすればそれは『パートナーには絶対ばれないこと』でしょう。奥さんとしてのプライドをズダズダにした罪は重いですよ(もしかして『あなたのその無尽蔵な性欲にはついていけません』ってことで、家族に迷惑がかからない限りなら多少の浮気も目をつぶる、なんて取り決めが二人の間にはあったかもですが)ここは平謝りで切り抜けてね、選挙とか出てる場合じゃないよ、ガンバ!

 

女帝が君臨する同族経営の会社に勤める私から見た”SMAP独立騒動”

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今、私がいるのは、現在会長と呼ばれている創業者が奥さんと40年前に立ち上げた、従業員4人の小さな会社。もちろん現在もご存命なのだが、会長は私が入社した12年ほど前には業務からは完全に退いていた。たまにゴルフに行く以外はほぼ家に引きこもりノンビリしている、まさに悠々自適な生活を送っておられる。

 

だが対照的に現在70代中盤の奥さんのほうは今でも経理の仕事をやることで経営に関わっている。その仕事も一日かかるものではないので、他の時間は庭の手入れやらなんやらを行ってるのだが。そして事務所にいるのは朝と夕方だけの私たちに向かって、その時間帯にはきっちり顔を出し、あれこれ小言を言ってまわるのだ、ほぼ毎日のように。その姿はまさに”女帝”ですよ。

 

言われるこっちとしては、前時代的かつ、いちいち高圧的で人を小馬鹿にしたような奥さんの物言いにかなり辟易してるし正直『会長みたいにさっさと引退すればいいのに…』と思うわけだが、多分こうした大方の中小企業の創業者は、目の黒いうちはなにがなんでも自分が立ち上げた会社にあーだこーだーと首を突っ込みたがるもんなんだろうし、実際会長みたいにあっさり退く人のほうが珍しいに違いない。(つうか小煩い奥さんが面倒なので「お前の好きにしろ。わしゃ知らん」って感じかもしれん)

 

同族経営はなぜ3代で潰れるのか? ファミリービジネス経営論

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さて今年に入ってから降って湧いたような騒動となった”ジャニーズ事務所からのSMAP独立問題”。なんでもジャニーズ通の間では数年前から噂になっていた、とのことですが。

 

昨日のSMAP×SMAPでの緊急生出演で、一応全員ジャニーズに残留、という形に決まった様子‥なんですかね、これ?だってメンバーの誰も「解散しません」と明言してなかったし、なんかはっきり決着がついてない、モヤッとした会見だったもん。まだこの先一悶着ありそうだなぁ、なんて思ってしまいます。

 

blog.esuteru.com

 

 
一アイドルのお話、だと言えばそれまでだけど、SMAPは人気が爆発する以前の”桜っ子クラブ”から見てきてるし(菅野美穂もでてたんだよね、懐かしい)、なにより自分と同年代でこの世間の荒波の中で戦ってる者同士、などと勝手に思ってるんで、果たしてどのような経緯でこんな行動を起こしたのかが気になって、今回の騒動に関する記事をあれこれ読み漁ってしまいましたよ。
 
 
デビューしたはいいものの事務所から冷遇されていたSMAPを見かねて、当時事務職だったにも関わらず自らマネージャーに志願した、という飯島女史。従来のジャニーズが行っていたマネージメントとは一線を画した、彼女の卓越した采配により”事務所の干され組”から押しも押されぬ人気アイドルへと成長したSMAP。今回の独立問題は、その飯島女史と事務所の主流派である、副社長のメリー喜多川女史と娘の藤島ジュリー景子女史との軋轢が表面化し、ついに会社に居場所がなくなった彼女にSMAPも同調、結果ジャニーズを去る決断をした。が!土壇場でキムタク氏が事務所側へ寝返った…という解釈でいいですよね?
 
 
ところで今の彼らだけ知っている人だと想像できないだろうけど、確かに初期の彼らはルックスよし・歌よし・ダンスよし・演技よし、となにをやらせても抜群にカッコよかった木村拓哉氏の人気が圧倒的で、他の4人(初期は脱退した森且行氏を含む5人)は”添え物”に近いポジションだったのがテレビで観てるこっちにも伝わってきていた。(その中でも稲垣吾郎氏は結構早い時期からドラマに単独で出演してて目立ってたほうだったけど)
 
逆にそうしたいまいち芸能人として剥け切れてなかった、キムタク以外のメンバーが次第にメキメキと頭角を現してくる様は見ていて面白いものがあった。特に朴訥とした印象からか、メンバーの中でも一際存在感がなかった草彅剛氏がドラマや映画に主役級で出演するようになったのには驚いたなぁ。彼の秘められた才能を見出し、伸ばしてあげたのも飯島女史の手腕なのだろうね、きっと。
 
okiraku

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で、今回の騒動で特に副社長であるメリー喜多川女史の横暴ぶりが『ブラック企業だ』『ヤ○ザだ』などと言われてますけど、いやぁ、こうした独裁ぶりなんて創業者一代で築いた会社ならほんとによくある光景なのですよ。
 
客観性ゼロ、自分の思い込みのまま社員を平気で断罪し吊るし上げる。自分の過ちは当たり前のように棚に上げる。お気に入りには、これでもかと依怙贔屓。それに対する罪悪感の欠片もない。
 
加えて自分の血族に対してはトコトン甘い。会社の金を横流しして、愛人にマンションあてがってた息子には、その罪を皆が忘れかけた頃に社長の座をしっかりと用意するし(実話)。
 
こう言っちゃうと語弊があるかもだが、権力を握った女性のえげつなさと冷酷さ、つうのも相当なもんだし、ほんでまた歳をとるごとに益々酷くなるのよね(苦笑)。そうした人の下に勤めることになったが最後、本気で嫌なら諦めて会社を去るしかないんですよ、残念ながら。創業者一族が下々の者の意見を素直に聞いて自分たちのやり方・考え方を悔い改める、なんてことはほぼほぼないことなんですよ。(自分たちの利になる提案なら話は別)

 

SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ

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今回の騒動、多分リーダー格の中居正広氏が先頭切って、マネージャーを守るべく事務所と対立してたんでしょう。だとしたらこのような灰色の決着じゃなく、交渉決裂なら自分だけでも出て行ってやる!ってくらいの根性見せてほしかったなぁ。まぁそうなりゃ即SMAP解散だろうし、愛着も人一倍強いだろうから、いろいろ後ろ髪ひかれる想いがあるのもわかるけど、しかし今までこの事務所を辞めた先輩たちが、その後どれだけ苦渋を強いられているか知ってたうえで、こんな大胆な行動起こしたんだとしたら、相当の覚悟があったはずでしょ?それとも『長年会社に貢献してきた俺らは特別。きっと自分らの意見を汲んでくれるはず』とか淡い期待を抱いてたんだろうか?
 
いやいや創業者一族の鶴の一声で全て決まるような会社において、そんなこと100%ないから。社員皆、所詮捨て駒としか思ってないから。甘いよ、甘〜い!
 
‥でもね、20年以上業界にいて、いろんなしがらみや汚い部分を見てきたにも関わらず、それでも長年連れ添った元マネージャーについて行こうとした4人の向こう見ずなピュアさ、青臭さを私は到底笑うことなどできないよ、やはり。なんだか彼ららしいなぁ、ってちょっと感動したくらい。
 

 

昨日の会見は、そんな青臭さを残していた彼ら4人が、依怙地で高圧的な大人の世界に屈服した姿にしか見えず、なんとも寂しい気持ちにさせられたのだった。また特に今回の件でダメージが大きかっただろう中居氏の今後がとても気になるなぁ。

 

 

中居正広という生き方

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※でも寝返った、と言われるキムタク氏を責める気はしない。クールに現状を考えたら、元マネの肩を持つより体制に寄ってた方が得策なのは明らかじゃないか。しかし、でも…

 

『やりたいことがない』という幸せ

子育て 独り言

1月も10日ほど過ぎた今更書くのもなんですが、去年末の飲み会でのこと。

 

年末は高校時代の同級生たちとの飲み会が定番になっている。普段、彼らと個別に会うとかはほぼ皆無なので、この会で会うのが1年ぶりになったり、はたまた数年ぶりになることもある。

 

ちなみにこの集まりは夏のお盆の時期にもやってるのだが、私はここ数年、年末しか参加しないことにしている。元々は地元に残った、高校3年のときクラスが一緒だった男たち数人で始めた飲み会で、私は上京してからはその存在すら知らず、20代の中盤くらいにたまたま誘ってもらい、それから断続的に参加しているのだが、ここ最近、別のクラスの同級生たちもその集まりに参加するようになって、人数も増え、なんだか落ち着かない雰囲気になってしまったのだ。

 

高校の時の私は、露骨に虐められてはいなかったものの、今でいう”スクールカースト”の下位のほうだったことは間違いない。体育会系の男子たちにたまに小突かれたり、からかわれたりしていた嫌な記憶が今でも蘇ることがある。クラスメートの飲み会には、そうしたスクールカースト上位的な奴らが参加してなかったので、気軽に顔を出せていたのだが、ここ数年その会の規模が膨らんだ結果、そうした連中も参加するようになり、もう昔のことは思い出したくない私としては、どうしても『わざわざ行って不愉快な気分になる必要もないか…』と思ってしまい、ついついフェイスブックからのお誘いに”不参加”のボタンを押すことになるのだった。

 

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さて年末の飲み会の席で、久しぶりに会った友人は二人の子供の父親。長男はすでに高校生、中学生の長女と共にゴルフを習わせている。子供さんの事を聞くと『長男が高校のゴルフ部の部長やってて…』と嬉しそうに教えてくれる。

 

「しかし、子供にゴルフ習わせるって結構お金かかるんじゃない?」

「そうそう、それに練習もほぼ毎日で、練習場に連れて行かなきゃならないし、自分の時間なんて全くないんだよね」

「そうか…たいへんだね」

「いや、でももう自分がやりたいことなんてもうないからさ。子供のためにあれこれやってるのが楽しいんだよね」

 

 

 

 

そうか…子どもの為に自分の時間を犠牲にしても苦にならないんだ…私はまだその境地に達してないなぁ…だって私、まだやりたいこといっぱいあるもん。音楽も作りたいし、絵も描きたい。本読んでる時に娘に『ねぇ、カルタやろう』とか言われると内心”面倒くせぇ…”って思うもん。

 

すでに東京の大学に一人娘を進学させた、別の男のクラスメートも「やりたいことがない」と言っていた。しかし「やりたいことがない」つうのは案外幸せなことなのかもしれない。日々の自分の生活と家族のことに集中できるんだから。私はいつまでたっても、自分の”才能とその可能性”とやらに固執してて、目の前の子どものことを若干おざなりにしているのかもしれない…

 

誰か他者の為に生きる、という”無私の心”的境地がいまだに『〇〇になりてぇ…』って身悶えてる私からすると羨ましい気もするんですわ。なんかスッキリ生きていけそうな気がするじゃん。などと思いつつ、だからって次の日からガラッと考え方が変わるわけでもなんだけど、さ。

 

 

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 (↑今年、30年以上ぶりに続編が公開される、故・森田芳光監督”の・ようなもの”。私も社会的には会社員なんだが、ずっと何者にもなれない、”〇〇のようなもの”、って気持ちで生きてるよ)

 

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