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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

ドラマ”ブレイキング・バット”をやっと観始めました。こりゃ噂に違わず傑作だ、というお話

海外映画・ドラマ

先日やっとアメリカのドラマ”ブレイキング・バッド”を観ました。

それもまだシーズン1の3話目まで、ですが。DVDの方はファイナルシーズンが本日10/3発売されたようなのでもう最後まで観たよ、つう方もいるかと思います。

ブレイキング・バッド THE FINAL SEASON  COMPLETE BOX [Blu-ray]

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 いやぁこれは噂通りのたいへんな傑作ですね!

第一話では冴えない中年高校教師・ウォルターの人となりと、なぜトランクスパンツ丸出しで荒野に佇むことになったのか?を時間軸をずらしたスピーディーな語り口で描写(この"過去と現在の時間軸をパズルのようにずらす”って手法、スティーブン・ソダーバーグ監督がよく使ってますよね。そういや彼も麻薬カルテルのお話”トラフィック”を撮ってたな↓)

トラフィック [DVD]

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 第二話では、ひょんなことから麻薬作りの相棒になった、ウォルターの高校の教え子・ジェシーと”死体処理”に奔走する姿、

そして第三話は、生き残ったチンピラとウォルターの息をのむ対決が描かれてました。

その中で特に印象に残ったのが3話目のチンピラを殺すか生かすか、をなかなか決められずにいるウォルターの生々しいリアル感。

ちなみに私、ドラマを観ていてちょっとでも『あれこれ現実にありそうじゃないぞ』とか『物語の展開が嘘っぽい』と違和感を覚えると途端に観る気が失せてしまうんですよね。

だもんで最後まで観ることのできた連続ドラマって今までそうそうないですが、この”ブレイキング・バッド”の特にこの3話目に関しては、そのあまりに真に迫まったリアリティーに思わず唸ってしまったのです。

やっぱり人ひとり殺す、という重大な行為を普通の人がそうそう易々とできるはずがないんですよ。

自分の倫理観と恐怖心との闘い、しかしそれを決断しないと自分と自分の家族が危ない…その狭間で悩み苦しむのが人として当然だと思うんですが、数多の犯罪系のドラマってそうゆう部分を意外とないがしろにしてるんですよね。

でもこの”ブレイキング…”ではその『人間の罪とは?』という根源的に重いテーマをとことん掘り下げている。

地下室で殺すかどうか迷ってるウォルターとチンピラが対話するシーンがあるんですが、チンピラの実家がおもちゃ屋で実はウォルターの子供が生まれたとき、そこでベッドを買ったことが判明するんです。観てるこっちは『うぁ~これでウォルター、同情心が起こっちゃって殺せないだろ…』と思ってたら、あることがきっかけでチンピラの裏の心が分かってしまう、という展開になるんですよね(ってこの先は伏せときます)

ここで私、鳥肌ゾワーっときましたね。こりゃスゴイドラマだと。

あと、ウォルターとジェシーがうんざりしながら死体の処理をしてる姿(すごいグロ)とまだ希望に満ちていた若き日のウォルターが教室で『人間はなんの化学成分でできているか』を話し合っているところをカットアップで繋いでるとこなんかも人生の残酷さとエグみを巧みに表現してて

上手いなぁ、って唸りましたぜ旦那。

ほんと出だしからマジで見ごたえありすぎなこのドラマ、ファイナルまでじっくり味わいたいと思っております。う~ん楽しみだ!!


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