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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

”ここで辞めたらただの負け犬 ブラック企業で「修業」した男の日常”は営業で日々悩んでいる全てのサラリーマン必読の書!

仕事

 うちの会社では毎週会議があり、そこで営業の進捗状況を社長に報告しなければなりません。

この会議の前日は『会社、行きたくねぇ…』って憂鬱で仕方ありません。

ちなみに私の会社はプ〇パンガスの販売店。引退している創業者である会長、その奥さんが経理、そして息子が社長をしている家族経営。

そこに私を含めた社員が4人。そのうち一人は勤続30年以上のベテラン。その下に一番年上の私、30代前半と20代後半の後輩がいます。

私がこの会社に入った10年前はベテラン社員と今は退社した、集金業務が主のオバサン社員と私しかいませんでした。その頃は今みたく営業成績についてガミガミ言われることも(ときにはありましたが)少なく、なんともノンビリした感じだったんですが、今の社長に鞍替えしたあたりから、ノルマの要求がきつくなってきまして。

恥ずかしながら私、それほど機器の販売売り上げをあげてないもんで…針のむしろにいるような毎日なのです実は。

ここで辞めたらただの負け犬!  _ブラック企業で「修行」した男の日常

ここで辞めたらただの負け犬! _ブラック企業で「修行」した男の日常

 

 著者である楯岡悟朗氏は28歳の頃、大手不動産仲介業の会社に転職。しかしそこは入社した社員のほとんどが一年以内に辞めていく典型的な”ブラック企業”。

「営業は兵隊だ」と豪語する通称”部隊長”(と勝手に著者が呼んでいる)と見た目は完全に”インテリヤ〇ザ”なトップ営業マン、通称”赤鬼先輩”(これも著者命名)に毎日1,2時間は当たり前、烈火のごとく怒鳴り小突かれ、朝9時から夜中の1時過ぎまで働きづめだった4年間の日々の体験記。

ここに書かれてることは規模は小さいながらも今現在私自身が経験していることとかなり重なっている部分が多くて、まさに”営業職あるある”、もういちいち頷きながら貪るように読んでしまいました。

この本が(多分)他のよくある”働き方”系のそれと違うのは、”理不尽な要求を突き付けてくるブラック企業・上司の中でいかに立ち回るか”を豊富な具体例を挙げ書き綴っている点。

例えば、人格否定までエスカレートする罵倒にさらされたら

 罵詈雑言を浴びせかける人にとって、その言葉はまったく意味はないのだ。言われる自分に責任はない。相手が悪いのだ。

と考える発想の転換で乗り切れ、とか

到底無理めな仕事の進捗状況を聞かれた際のアドヴァイスも

この環境で自分が傷つかず生き抜くために、誰にも責められない嘘をつけ 

さらにブラック企業に染まっている上司は

命令を無視されると自分の存在を軽く見られたとみなし、恐ろしい報復に出る事がある 

だから

「あなたの指示は100%完全に理解しました」というポーズだけは全力で取っておかなければならない

とさすがは修羅場をくぐり抜けた人ならではの(こズルい感もあるけど)実に適切すぎる意見だな、と妙に感心してしまいましたよ!

…しかしそんな劣悪で崖っぷちな職場環境の中でも、仕事に対する自分なりのポリシーをやりがいを見出し、ついには社内表彰の常連営業マンにまで上り詰める著者の姿には尊敬の念と共に”この私も今の会社でまだできること、やるべきことがあるんじゃないだろうか?”という気持ちが沸いてきたのも事実。

それは”どんな会社でも学べることはある”という前向きな気持ちを忘れるな、ということ。(最低でも”こんなひどい会社があるんだ…これからは気を付けよう”という用心深さを学べるし(笑)

ただし”体を壊してまで我慢して働くことはないよ”とも書いてありますけどね。

あと冷静に考えるとかなり悲惨な話もいい感じにくだけた文章で書いてあるんで所々大笑いできるし、所謂”根性で乗り切れ”といった体育会系の論旨じゃないとこも高ポイントです。とてもいい本に出会ったな、明日から頑張ってみようかな、つう気分にさせてくれます。全ての業種の営業マンにお勧めしたいな!

 


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