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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

アーティスト・赤瀬川原平の死、について

ニュース

 定期的に”美術手帖”を購入する程度ではありますが”現代アート”ファンの10年イシウエです。

住んでるところが九州の片田舎だもんで、現代アート系の美術館やギャラリーになかなか行くこともできないし、ましてや作品の購入などもってのほか、ではありますが。雑誌やネットで情報を仕入れてはワクワクしてます。

小難しいことはわかりませんが”現代アート”の世界の”なんでもあり”なとこに惹かれるんです。

便器を逆さに置いて、それにサインをしたものを”芸術作品”と言い張ったり(デュシャン”泉”)

デュシャン NBS-J (タッシェン・ニューベーシック・アート・シリーズ)

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巨大な鮫を縦にぶった切ってホルマリン漬けにしたり(デミアン・ハースト”生者の心における死の物理的不可能性”)

Damien Hirst: Relics

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ギャラリーの床下に潜り込んで自慰行為をするという行為そのものを作品と言い張ったり(←マジかよ)(ヴィト・アコンチ”苗床”)。

Vito Acconci (Contemporary Artists)

Vito Acconci (Contemporary Artists)

 

 

 ”アート”の枠組みを拡張し、我々が常識的に思ってるアートの概念を突き崩して新たな表現を見せてくれるのが現代アートの醍醐味。それはともすればアナーキーな方向に振り切ってしまう場合もあり、で、そのやぶれかぶれ感が刹那的で実に興味深いし、何よりそこに硬直した世間に風穴を開けるような自由さを感じるんですよね。


Yahoo!ニュース - <訃報>赤瀬川原平さん77歳=美術家、作家「老人力」 (毎日新聞)

 

 先日亡くなられた赤瀬川原平氏、作家・エッセイストとしても著名な人でしたが私的には50年代後半から60年代にかけてバリバリの現代アーティストだった、という印象が強いのです。

そんな彼のアーティスト時代を自ら振り返った本がこれ↓

反芸術アンパン (ちくま文庫)

反芸術アンパン (ちくま文庫)

 

 1949年から始まった無審査の展覧会”読売アンデパンダン展”に、徐々に既成のアートでは飽き足らなくなった若者たちがハチャメチャな作品を出品し始める。その熱気と終焉を描いた本。

”ネオダダ”と称された当時の若手アーティスト当事者としての芸術論としても、また一風変わった青春群像としても楽しめます。

しかしここに登場するアーティストで今もご健在なのは吉村益信氏、篠原有司男氏他数名になってしまいました。

 

具体美術の18年 (1976年)

具体美術の18年 (1976年)

 

 ↑吉村益信氏が参加していた大阪を拠点とした現代美術作家集団・具体。

キューティー&ボクサー [DVD]

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 ↑強烈なキャラクターの篠原有司男氏とその妻のドキュメンタリー。

 

現在日本の現在アート界の異端児集団”チンポム”とかも元を辿れば、この方たちの破天荒な活動の恩恵を受けているのは間違いないでしょう。そんな日本におけるアヴァンギャルド芸術のパイオニア的な存在だった方がまた一人いなくなったことに一抹の寂しさを感じるのでした。

 

芸術実行犯 (ideaink 〈アイデアインク〉)

芸術実行犯 (ideaink 〈アイデアインク〉)

 

 ↑なんちゅうユニット名、っていつも思う。

 

死なない子供、荒川修作 [DVD]

死なない子供、荒川修作 [DVD]

 

 ↑赤瀬川氏らと同時期に活動を始めた荒川修作氏も2010年に亡くなられました。

 

なぜ、これがアートなの?

なぜ、これがアートなの?

 

 ↑その名の通り、我々凡人には理解不能な”アート”を豊富な実例を挙げ平易に解説している本。意外に読みやすいです。