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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

”昨夜のカレー、明日のパン”第7話・ご飯と銀杏(ぎんなん)観たよ

テレビ・国内ドラマ

先日ツイッターで元AKBの前田敦子氏(ほんとは”ちゃん”づけしたいとこだけどこのブログでは有名人の名前には男女問わず全て”氏”をつけることにしてます)のインスタグラムの画像が話題になってましたね。


前田敦子の“ブス会”愛が溢れるスリーショット。「好きすぎて馬鹿みたい」 | Techinsight|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト

 

この集まりって、2010年に放送された”Q10”というドラマで共演した役者仲間だそうで、この”Q10”の脚本を担当してたのがなにを隠そう”昨夜のカレー、明日のパン”の木皿泉だったんですね。きっと前田敦子氏にとっても大切なドラマになってるんでしょうね。

 

『Q10』DVD-BOX

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…さてとうとう最終回だった”昨夜の…”、たった今観終わりました。お気に入りのドラマが終わるときってなんともしれん寂しさがあるなぁ。

 

突然”旅に出る”と書置きを残し家を出たギフ(鹿賀丈人)。残されたテツコ(仲里依紗)は隣の小田和正(小倉一郎)からギフが書道教室で仲良くなった富士子という女(毬谷友子)と旅行に行ったのでは?との話を聞きだす。

 

惣菜屋を始めた宝(ミムラ)とその同級生サカイ(福士誠治)だったが、サカイが医者の仕事に戻るかも、という噂を聞く。お店でそのことを問いただす宝に『この惣菜屋を続けるつもりだ』と言うサカイだが本心は迷っている様子。それを察した宝は『昔のサカイ君が見たい』と背中を押す。

 

テツコの現恋人・岩井さん(溝端淳平)のアパートに突然『泊めてくれ』と現れるギフ。なんでも富士子は詐欺師で北欧家具を騙されて大量に買ってしまった、とのこと。続々と送られた家具で寝る場所もなくなったのでギフの家にしばらく一緒に暮らすことになる岩井さん。

 

ギフとテツコの家に居候する岩井さん。朝、一樹(星野源)の仏壇に供えられたカチカチのご飯を難儀そうに食べているテツコを見るイワイさん。

このシーンは第一話の冒頭のシーンに繋がっていくわけですね。上手いなぁ~。で、岩井さんはそのカチカチのご飯を『僕に食べさせてくれませんか?』と言うんですよ。これはテツコの元旦那への想いも引き受けようとする岩井さんの決意の表れ、かもしれません。とにかくジーンときましたね。

 

大量の家具は会社の同僚の女の子(この役やってた小野ゆり子って方、可愛かった)に売りつけることに成功。そしてギフは街で偶然富士子に遭遇。お互い思いのたけを打ち明け別れるのだった。

 

夜、酔っぱらった岩井さんは一樹にそっくりな”路上コトバ師”に出会う。酔いつぶれた岩井さんを介抱するために駆け付けたテツコもそのあまりのソックリぶりに言葉を失う。

帰り際、テツコは死んだ元旦那そっくりの路上コトバ師に『…私、(岩井さんと)幸せになってもいいのかな?』って聞くんです。その返しが

『誰よりも幸せになってよし』

…ってこれ同じく木皿泉脚本で03年に放送された”すいか”での小林聡美と浅丘ルリ子の名セリフ

『私みたいなもんも、いていいんですかね?』

『いてよし』

 

のセルフオマージュじゃないですか!!思わず嬉しくなったよ。

 


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ところで”木皿泉”の片割れ・妻の妻鹿年季子氏は毎日の食事をまるで”今日が人生最後の晩餐か”つうくらい豪勢に作られる、らしいんです。それはご主人である和泉務が病気で生死を彷徨い、今もその後遺症で重度の身体障害者、ということに深く関係してると思うんですけど。

 

このドラマに限らず木皿泉の作品は食事のシーンがとても印象的なんですが、それは命はいつ果てるのかわからない、だから平凡な一日一日の中に美しさを見出していこう、というメッセージだと思うんですよね。特にこの”昨夜の…”ではほんとに何気ない料理が実に美味しそうに写しだされていましたよね。

そしてそんな日常の大切さをありったけのユーモアと優しさを交えて、丹念に描いたこのドラマに出会えてほんとによかったな、と思いました。うん、もう一度観直してみようかな。

 

昨夜のカレー、明日のパン

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木皿泉 ---物語る夫婦の脚本と小説 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)

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