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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

極私的”もっと注目されてもいいのに…と思う女性ヴォーカリスト”10選

世の中には素晴らしい音楽を作ってるにもかかわらず、どうも知名度・注目度がいまいち低いんではないかい!?と歯がゆくも不思議に思うミュージシャンが数多くいまして。今回はそんな中でも新旧、洋・邦問わず”女性ヴォーカリスト”に絞って紹介してみようか、という企画。

 

なかには「お前が勝手にそう決めつけてるだけで、このアーティストは十分知名度も注目度もあるし、それなりに売れとるわい!(怒)」なんて思われる方もいるかも、ですが。そこはあくまで私の独断(と偏見)、ということで許してつか~さい。

 (※尚、紹介している音源は全て私が所有しているものでまとめてます)

 

〇遊佐未森

さてこのエントリーを書こうと思ったきっかけは、実は最近遊佐未森氏を改めて聴き直して『いいなぁ~』って思ったからなんです。

1988年デビュー、かれこれ30年近いキャリアを持つ彼女。90年代初頭頃の華々しい活躍に比べると現在は熱心なファン以外ではなかなか名前が挙がらない存在になってるんじゃなかろうか、と思ったんですがどうなんでしょ?

 

数ある彼女の名盤の中で今回取り上げたいのは91年発表の”モザイク”。

 

モザイク

モザイク

 

 

このアルバム以降彼女自身による作詞作曲が増えてきた、とのこと。無国籍でファンタジーな遊佐未森的ポップスワールドが高いレベルで作品化されてるのはもちろんですが、特に後半の組曲仕立てになってる6曲の完成度がスゴイ!

 


遊佐未森 - シリウス live - YouTube

 

そしてそんなキラキラした透明感のある清廉な世界観はそのままに、いい歳のとり方をしてる今の彼女も素敵だなぁ、と思いますね。

 

VIOLETTA THE BEST OF 25 YEARS (2枚組ALBUM)

VIOLETTA THE BEST OF 25 YEARS (2枚組ALBUM)

 

 

 

〇上野洋子

Zabadakに在籍していた頃は指向的に主にヨーロッパの民俗音楽に傾倒していたことから遊佐未森氏と近いセンスも感じられる上野洋子氏。

ソロ転向後に発表されたこの”自然現象”というアルバムは日本語特有の表現”オノマトペ”をテーマに作られた、なんとも形容しがたい他に比類のないアルバム。

 

自然現象

自然現象

 

 

アヴァンギャルドなのにポップ、アカデミックなのに人懐っこい。とにかく不思議な音楽、としか言いようのない世界。

 


Improvisation / niche_yk (Yoko Ueno) 10/Jun/2012 ...

 ↑youtubeに上がってた彼女の映像で”自然現象”収録曲に近い雰囲気のものを選びました。

 

〇小谷美紗子

96年のデビュー以来、一貫して良質な生ピアノでのポップスを送り出してる小谷美紗子氏。この”THEN”というアルバムではなんと日本が誇るパンクバンド、イースタン・ユースと共演した曲を収録しています。

 


小谷美紗子&eastern youth 「音」 - YouTube

 

 

Then

Then

 

 

音楽性的には両極端とも思えるこの両者が共演したことを知ったときは驚きもあったけど、どこか腑に落ちるものもありました。音楽に、そして自身を取り巻く社会に対しての真摯で硬質なアティチュードが同じ方向を向いてるような気がするんですよね。

 

〇生田恵子

いきなり古い音源になりますが、1928年生まれ・95年にお亡くなりになった生田恵子氏の編集盤。

 

東京バイオン娘

東京バイオン娘

  • アーティスト: 生田恵子,小倉俊,リオ・デ・ジャネイロ・ビクター管弦楽団,勝田保世
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1999/10/21
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ブラジルの民俗音楽”バイヨン”と古き良き昭和歌謡の合体。録音に参加している本場ブラジルの名うてのミュージシャンの日本離れしたパーカッシブなリズム感覚と、それに乗っかる生田氏の軽やかな歌声がひたすら心地よくって結構聴いてます。

 


生田恵子/マンボ香港 - YouTube

 

 

〇ANI DIFRANCO

アメリカのSSW、アーニー・ディフランコ。デビュー当時はパンクロッカーのような出で立ちで”触るもの皆傷つける”みたいな存在感のあった彼女。切れ味の鋭いアコースティックギターの旋律と切迫感のある歌声はまさに唯一無比。

 

Educated Guess

Educated Guess

 

 

このアルバムは古いオープンリールを使って全編弾き語りでの録音。歳を重ね、独りで世界と対峙する女性の強さと弱さを感じさせる剥き出しの表現にヴィンテージのワインのようなコクが加わり、奥行きのある奇妙で温かい独特なサウンドに仕上がってます。

 


Ani DiFranco - Recoil (Live 2004) - YouTube

↑このアルバムの収録曲ではないけど、同時期のライブ映像。

 

 

〇JULIE DOIRON

 カナダのSSW、ジュリー・ドワロン。ピンと張りつめた緊張感と包み込むような温かさが同居しているシンプルかつ魅力的な音楽。

 


Julie Doiron - Snowfalls in November - live Munich ...

 

 

グッドナイト・ノーボディ

グッドナイト・ノーボディ

 

 

どこか寂しげな唄声はこの季節にピッタリ。

 

〇RACHAEL DADD

 

サマー/オータム・レコーディングス

サマー/オータム・レコーディングス

 

 

 ジュリー・ドワロンが冬だとすると、このレイチェル・ダッドは春、かな。

 


Rachael Dadd - Elephants Swimming (Rachael's ...

 

この方、幾度か九州にもツアーに来てて実際お話したこともあるんですが、唄のイメージそのまんまでほんとチャーミングでしたよ。

 

〇AIMEE MANN

 

Lost in Space

Lost in Space

 

 

 アメリカでは大スターのエイミー・マン。映画”マグノリア”では全編に渡って彼女の曲が使われてました。

 

マグノリア [DVD]

マグノリア [DVD]

 

 


Save me - Aimee Mann - YouTube

 

 どうしてそこまでペシミスティックなのか…とも思いますが、こうゆうシンガーの唄に浸るのもたまにはいいな、と。

 

〇ROSIE BROWN

 

By the Blue

By the Blue

 

 

通算3枚のアルバムを出しているイギリスのSSWのファースト。本国ではジョニ・ミッチェルと比較されることもある彼女。ジャズのフィーリングを感じさせるハイブリット・アコースティックフォークサウンドがとにかくカッコいい。もっと評価されてもいい人だと思う。

 


CRAZY - Rosie Brown - YouTube

 

〇HUONG THANH

 

Dragonfly

Dragonfly

 

 

最後は少し変わり種を。ヴェトナムとフランスを行き来しながら活動をしているフン・タン。

このアルバムはジャズギタリストとのコラボレーションで”近未来ヴェトナム歌謡”とも形容できる、妖しくも浮遊感のある独特のサウンドを繰り広げている。

 


Huong Thanh & Nguyen Le - Fragile Beauty - YouTube

 

 


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