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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

レディガガの創造的母!?マリーナ・アブラモヴィッチのこと

アート

いつものようにはてなブックマークをつらつらと閲覧していたらこんな記事を見つけました。

 


マリーナ・アブラモヴィッチ「当たり前のものになってしまったときがすべての終わり」 | ライフハッカー[日本版]

 

『おぉ!?マリーナ・アブラモヴィッチの記事が注目されるなんて珍しいな』と思って読んでみましたが、どうやら”いかにルーティーンワークを脱し新しいアイデアを生み出すか?”的なビジネスパーソンに向けての話題に終始してたので、ひとつ私がこのマリーナがいかにスゴイアーティストであるかを補足的に記しておきたいと思ったのです。

 

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ところで私が現在住んでる街には中心地に市が運営してる現代アートの専門美術館がある、という日本でも珍しい場所なんですけど、そこで10年以上前にこの”マリーナ・アブラモヴィッチ”の個展があったんです。

 

世界のパフォーマンス・アート界では第一人者と称されるお方ではありますが、ここ日本では馴染みがない人であろうマリーナ・アブラモヴィッチ、私もほとんど予備知識のないままその個展に行ったんですけど、いやぁちょっと衝撃的だったんです。

 

マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović、1946年11月30日ベオグラード-)はユーゴスラビア出身のパフォーマンスアーチストである。特に、自身の肉体に暴力を加える過激なパフォーマンスで世界的に知られる。

wikipediaより

 

ウィキペディアでも書かれているように彼女のパフォーマンスはときに危険そのもの。個展では歴代のパフォーマンスの記録写真や映像が展示されていたんですが特に驚いたのはRest Energyという作品。

 

写真を見てもらえば一目瞭然ですが、パートナーに弓を持たせ、対面したマリーナは自身の体重をかけその弓を引っ張る。すると弓矢の矛先が彼女の心臓に向かう構図になるわけでこれ一歩間違えれば大惨事だよね!?という命がけのパフォーマンス。”なんでこんなことをわざわざするのか?”という素朴な疑問もありますが、その過激さの裏には宗教・性別・政治・人種などなどにまつわる人々の固定概念を常にショッキングな方法で揺さぶろうとする彼女のアーティストとしてのあくなき挑戦を感じさせるのです。

 

その先鋭的な姿勢に共感する者は多く、あのレディ・ガガも信奉者の一人、だそうで。


レディー・ガガがリスペクトする斬新すぎる芸術家がいた - NAVER まとめ

 

そういや常にセンセーショナルな話題を提供するガガがマリーナの影響を多大に受けてる、つうのはむちゃくちゃ納得できますね。

 

ARTPOP

ARTPOP

 

 (※↑レディガガって熱心な現代アート好きなんですよね。このジャケットもアーティスト、ジェフ・クーンズの作品)

 

美術手帖 2014年 10月号

美術手帖 2014年 10月号

 

 

 

彼女の自らの身体に傷や長時間の苦痛を与えるパフォーマンスは、観る者にただならぬ切迫した想いを感じさせると共に超越願望というか、苦行僧のように自分が自分でなくなる、そんな瞬間を追い求めているんじゃないか?とも思えるんですよね。とにかく凡人には到底なしえない領域で絶えず”だれも思いつかない”斬新なアイデアを試みるマリーナの不屈の意志には敬服せざるを得ません。

 

 

パフォーマンスの美学

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マリーナ・アブラモヴィッチ 夢の本

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