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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

”奨学金支払えず自己破産した40歳フリーター”というニュースから思ったこと

ニュース 独り言

 以前このブログでこんなエントリーを書きました。

 

私、昔”新聞奨学生”でした、というお話 - 10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

 

高校卒業後上京し、約3年ほど新聞奨学生をやってました。新聞専売店に住み込みで朝・夕刊を配る代わりに専門学校の授業料を立替えてもらう、という制度です。

 

実はその前、高校の授業料でも奨学制度を使っていたのです。そっちの方は私が成人して職についたら自分で払う、ということで親が契約していました。

 

まぁ東京での新聞奨学生のほうは自分の意志だったので納得してたんですが、高校のほうは正直言うとうちの親を若干恨んでましたね。『高校の授業料くらい払えなかったの?そんなに金なかったのかよ?だったら子供とか作るなよ』って。

 

当時地元で新聞販売店を夫婦でやってたものの立ち行かなくなり、父は知り合いの店で新聞配達員になり母はデパートの饅頭店でパートをやってました。お金はなかったんでしょう、きっと。でも高校の授業料くらい払えんかな?だって公立だったからそこまで高くなかったはずだけどなぁ…などと思ってました。

 


奨学金返せず自己破産、40歳フリーター 月収14万円「283万円払えない」 (qBiz 西日本新聞経済電子版) - Yahoo!ニュース

 

40歳フリーターの男性、高校・大学の授業料で奨学制度を使ったものの支払いが困難になりとうとう自己破産の手続きをした、というニュース。とても他人事とは思えないお話だな、と。

 

記事を読む限りこの方、40歳にして手取り月約14万、その中から親への仕送りもやってた、とのこと。そりゃ奨学金の返済にあてる余裕はないでしょう。

 

さらに折角大学まで卒業したのに精神疾患で就職ができなかった、で結局40になっても貧窮から抜け出せなかった、という彼のライフヒストリーには同情を禁じえませんよ、確かに。

 

しかし『そんなに一人暮らしで生活が厳しかったなら親と同居して生活費を少しでも削る、ということはできなかったのか?』

とも思うんですよね。まぁこの記事からはほんの断片しか垣間見えないし、人それぞれの事情はあるんでしょうが、奨学金を払えない状況なら仕送りなどしてる場合ではないし、第一バイトなら実家近くでも探せたのでは?って。

 

 

フリーター漂流

フリーター漂流

 
遭難フリーター

遭難フリーター

 

 

 

…というのも私自身がその選択をした人間だったから。20代後半までは県外で一人暮らししてましたが安月給では生活費の他に奨学金を支払うこともままならない状況になったので、半ば仕方なく地元に帰って親と同居したんですよね。

 

思えばあの頃が私にとってのモラトリアムの終わり、だったのかもしれません。”親と同居しなければ生きていけない自分”、その情けなさを受け入れなければいけない。そこから人生をやり直さなければならない。自由気儘にやってた一人暮らしから、そんな現実を叩きつけられたんだな、と今にして思います。

 

まぁそのおかげになんとか奨学金を支払い終えることはできました。ただ同居してる親に生活費を渡す、なんて孝行なことは今に至るまでやってません。家族もできたのにたいして年収も上がっていない今現在そんな余裕は尚更ない、というのが本音です。(こうやって改めて考えると経済的には私、生まれた時からずっと低空飛行だな(泣)

 

 

パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)

パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)

 

 

ところでたまに思うんですよ…多分結婚もせず独身のままだったとしたら私はいわゆる”パラサイト・シングル”、経済的な問題で親と同居せざるをえない中年に確実になってたんだろうな、って。で、そんな自分を想像すると心底ゾッとします。寂しすぎるだろ、って。

 


中年化するパラサイト・シングルの現在と未来 - NAVER まとめ

 

 

『結婚する気なんてないよ』と割り切っていたり、親と一緒にいるのが苦ではない、またなにがしかの目標・志をもって結婚せずパラサイトされてる方、そして、やむ負えない理由で同居されてる方にはなにも言うことはありません。

 

ただ夢をかなえたわけでも、経済的に成功したわけでも、名を成したわけでも、やりがいのある仕事をやってるわけでもなんでもなく、家族・そして子供を授かった、そのことだけが唯一私が誇れるもの、人に自慢できるものである私なんで、今更”なんの誇れるものもない”独身には戻りたくない、つうだけです。いやマジで!

 

…いやぁほんとうちの子供には少なくとも高校の授業料くらいは私らで面倒見て苦労かけないようにしとかないとな、と切実に思いましたわ。あとで恨まれたくないもんな。

 

 


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