10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

移民受け入れによる痛みを受け止める覚悟が日本人にはあるのかい?というお話

相も変わらず”ブレイキング・バッド”を毎週借りてきて観ている日々でございます。

(あ、このブログの初期でこのドラマの感想を一話ずつ書いてたのを止めてるのは単に書くのが面倒になっただけ、つうのは内緒ね)

 

ちなみに現在、シーズン4の中盤まで観ています。

 

ブレイキング・バッド SEASON 4  COMPLETE BOX [DVD]

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いやぁほんとに面白い!なんでもあの村上春樹氏もこのシリーズのファンだそうじゃないですか。

 


そこをなんとか教えてください - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

 

 

さて、このドラマを観るたびに『あー、やっぱ日本とアメリカは違うなぁ』と思う点がいくつかあるんですよ。

 

主人公・ウォルターとその妻スカイラーの関係性、もう気の毒になるくらい嫁さんに気を使ってるウォルターの涙ぐましさ(笑)もアメリカでは当然のことなのかもしれんし、

アルバイトしなければならないほど収入が低い高校の教師、という設定でも家にはプールがついてる、というのも日本では考えられないし、

 

そんな中一番、というか決定的に”アメリカだなぁ”と感心してしまうとこは、いわゆる高学歴・高収入・高地位、といえる職業に有色人種が多く配置されている、という点。

 

例えば癌を宣告され治療するウォルターの主治医の先生はスキンヘッドの黒人さんが演じていたり、ウォルターに麻薬製造工場を買いあたえる、表の顔はフライドチキンチェーン店のオーナー・グスタボ・”ガス”・フリングはチリからの移民、という設定だし。

 

『そりゃ大統領が黒人の国なんだもん、いたるところに有色人種の方が職を得ているのは当たり前でしょ』とも言えますけども、それこそ建国以来200年以上、幾多の努力を経て今のような光景が当たり前になっているわけで。

 

…ところで、そんなアメリカみたいになる覚悟が日本にはたしてあるのか?と問いたくなるニュースがありましたね。

 


曽野綾子さん「移民を受け入れ、人種で分けて居住させるべき」産経新聞で主張

 

 


曽野綾子さんインタビュー “差別でなく区別です” 「荻上チキ・TBSラジオ Session-22」 - NAVER まとめ

 

 

 ざっと要約すると

  • 人口減社会が進行している日本には今後さらなる労働移民が必要。
  • 特に介護関係の人手不足は深刻。だけどその手の仕事なら日本語が不得手な外国人でもできるだろうから移民を積極的に受け入れればよい。
  • ただ、文化・思想が異なる外国人と日本人が居住を共にするのは、なにかと問題が起こる可能性があり難しい。
  • だって南アフリカで白人と黒人が共同生活していたマンションがうまくいかなくなった例を知ってる。(大家族主義の黒人が一族をどんどん呼び寄せ、水道が使えなくなった)

 

という主張。

 

まぁ突っ込みどころ満載の意見ですが、なにより思うのは『あれですかい?あくまで日本人が集まらない・やりたがらない・足りない職業を補填するためだけに移民の方々を集めればいい、そんなムシのいいことをお考えですか?』

 

例えば移住してきた外国人の方々、またはその子供たちが将来日本人として永住権を得て、より収入が高い職業を得ることをそもそも考慮に入れてないのですか?と。

 

なおかつそんな移民の方々はなるだけ日本人とは混じらず、それぞれの人種ごとに固まって暮らしてください、つうのも彼らの住む場所の自由権を全く考えてない。

 

 

人口激減―移民は日本に必要である (新潮新書)

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移民の運命 〔同化か隔離か〕

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”ブレイキング・バッド”やその他のアメリカのドラマでは当たり前のように描写されている、あらゆる職業、あらゆる生活の場面に有色人種の方が存在している、という光景からあまりにもかけ離れた考え方、だなぁと思うのですが。まぁしかし哀しいかなこれが実際かなりの数の日本人の本音かもしれませんよね。

 

だいたい人種・生まれた国籍違う人たちが混ざり合った際に全く摩擦が生じない、なんてことがあるわけないんですよ。つうか人口が加速度的に減っている日本でこんな生ぬるい議論をあーだこーだを交わしてる時間の猶予はもうないんですけどね。

 

混ざり合うことで生じる軋み・痛みをなるべく感じたくない、なんて思ってるんだったら、もう最初から移民受け入れなんてことは考えてはダメでしょ。このまま減る一方の自国の出生率に頼って国力も落ちるとこまで落ちて、という状態に甘んじる他ない。

 

しかしまぁ大新聞にこんな意見を堂々と開示するオバサンが跋扈してる日本にそんな覚悟がこれから生まれるか?つうもの甚だ怪しいもんですけど、ね?

 

 


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