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10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

お勧め!”ライブドキュメンタリー・ムービー”の傑作7選!

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つい今しがた知りました!”ロック・ライブ・ドキュメンタリー”史上に残る超大傑作!トーキング・ヘッズの『ストップ・メイキング・センス』がブルーレイ化されてるじゃありませんか!

 

 

 

 

ストップ・メイキング・センス [Blu-ray]

ストップ・メイキング・センス [Blu-ray]

 

 

 

よくよく考えてみたら1984年に製作されたこの映画、主役であるロックバンド、トーキング・ヘッズはとうに解散してるし、そのメンバーは現在も個々に活躍はしてるけど全盛時に比べれば地味だし、そもそも30年前の作品なのに、2006年と2010年にDVD化、そして今回のブルーレイ化と時代を越えて愛されていることは注目に値するのではないでしょうか。

 

いや、ほんとそれくらい面白いんですよ!かくいう私も中学の頃この映画の存在を知りトーキング・ヘッズを好きになったことが今に続くロック大好き人生の幕開けだったんです、もう間違いなく。

 

1974年、ニューヨークで結成。当初は4ピースのシンプルでポップなギターロックだったが、その後セッションミュージシャンを取り込み、大所帯編成でアフロビートやファンクを大胆に取り入れた音楽性とリーダーであるデビッド・バーンの特異な感性が融合、唯一無為の存在として時代の先端を突っ走ってました。

 

Best of the Talking Heads

Best of the Talking Heads

 

 

…しかしそんな説明はこの『ストップ…』には必要ございません。シンプルかつアート感覚溢れるステージ演出とただただひたすら踊れるサウンド、そしてデビッド・バーンの奇妙すぎるダンスに圧倒されます。これ観てない人は逆に羨ましいですよ!今からこの感動を味わえるんだから。でも私は何度観てもいつ観ても震えちゃうんですけどね、カッケーって。

 


Stop Making Sense Original Trailer - YouTube

 

 

そんなわけで今回のエントリーはこの『ストップ…』みたく、今まで観たロック・ライブ・ドキュメンタリー映画の中でも特にお気に入りのものをいくつか紹介したと思います。まぁ完全に私の好みなんでかなり偏った選択になると思いますが、そこは平にご容赦を。

 

 

〇ピーター・ガブリエル『シークレット・ワールド・ライブ』

 

シークレット・ワールド・ライヴ【Blu-ray/日本語字幕付】

シークレット・ワールド・ライヴ【Blu-ray/日本語字幕付】

 

 

いやぁ、この作品もムチャクチャ好き。1950年生まれ、70年代はプログレシブ・ロックバンド”ジェネシス”のヴォーカルとして活躍、その後ソロとして92年に発表した”SO”が大ヒット、それまでカルトスター的存在だった彼が一躍世界に名をとどろかせたのだった。

 

そして続いて”Us”を発表。

 

Us

Us

 

 

それにともなうツアーを記録したのがこの『シークレット・ワールド・ライブ』。

 

前出のトーキングヘッズのライブとも共通する演劇的なステージ演出、それも曲ごとにテ―マを設け、より大がかり。彼の曲はかなりシリアスな内容のものが多いんだけど、その真髄をより分かりやすく伝えつつもエンターテイメント性が豊かで観ててとにかく楽しいものにしてるのがなにより素晴らしい。

 


Peter Gabriel- In your eyes (live) 1993 - YouTube

↑今やスキンヘッドの仙人みたいなガブリエル氏だが、この頃は若い!

 

 

〇ビョーク『ヴェスパタイン・ライブ/ロイヤル・オペラ・ハウス』

 

知的でかつクレイジー、現代の歌姫の中でもとりわけ個性的なアイスランド出身・ビョークが2001年、ロンドンにあるクラシックの由緒正しき聖地、ロイヤル・オペラ・ハウスで行ったライブ。

 

まずはもうとにかくその編成がスゴイ。ヴォーカルのビョーク、ハープ奏者、バックトラックは”マトモス”という二人組のアヴァンギャルドなエレクトロニックアーティスト、そして本格的なオーケストラとイヌイットの女声合唱団、というビョーク以外には考えつかないだろうこの布陣。

 

ヴェスパタイン・ライヴ/ロイヤル・オペラ・ハウス [DVD]

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 ビョーク節、ともいえる独特過ぎるメロディーと躍動的なヴォーカルがオペラハウスの観衆をグイグイ引っ張っていく。バックの実験的であり斬新なサウンドに浸っていると浮世の雑事なんか忘れてしまいそうになります。ある意味マジでヤバイ音。

 

 


Björk - Human Behaviour (Live at Royal Opera House ...

 

 

 

 〇ポーティス・ヘッド『PNYC ローズランド・ニューヨーク』

 

 

PNYC ローズランド・ニューヨーク [DVD]

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1991年イギリスはブリストルで結成、今までに3枚のアルバムしか発表してないにも関わらず、伝説的に語られているユニット。

 

彼らが97年にニューヨークで行ったライブは、ひたすら沈み込んでいくようなモノクロームの退廃的な音世界がすさまじい緊張感を観る者にも強いてくる。しかしその中にある圧倒的な美の完成度に心底魅了されるのです。

 

 


PORTISHEAD live SOUR TIMES - YouTube

 

 

〇ROVO『LIVE at 日比谷野音』

 

 

ROVO LIVE at 日比谷野音 2008.05.05 ~MDT FESTIVAL~ [DVD]

ROVO LIVE at 日比谷野音 2008.05.05 ~MDT FESTIVAL~ [DVD]

 

 

大阪が生んだ異才ギタリスト・山本精一率いる人力トランス・ジャムバンド”ROVO”が毎年日比谷野音で行っているイベントの2008年の記録。

 


ROVO / REOM (LIVE at 日比谷野音 2008) - YouTube

 

 

実は数年前、私の地元の小さなライブハウスで彼らのライブを観たことがあって、そのあまりの熱気に酔った記憶があるんですが(笑)やはり彼らの真骨頂は夕暮れから夜にかけての野外ステージかもしれませんね。この音楽さえあればおクスリいらずで十分トベますトベます!

 

 

〇R.E.M『ロード・ムービー』

 

2011年、奇しくも解散したアメリカのロック・バンド”R.E.M”はほんとに大好きだった。フォーク・ロックを基調に、ときにガレージ・パンク的な激しさ、ときにカントリーっぽい穏やかな曲調など彼ら独自のアメリカン・ミュージックをクリエイトしていた。

 

 

ロード・ムービー [DVD]

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これは彼らが95年に行ったツアー映像を収めたもの。この頃、ヴォーカルのマイケル・スタイプが突然スキン・ヘッドにして、それまでもどこか浮世離れした風情だったのがますます得体のしれない人みたくなってたな。またオリジナルドラマーだったビル・ベリーが脱退する直前だったのである意味貴重な記録でもあります。

 

この作品はヴィデオカメラで撮影されたことにより、R.E.Mの剥き出しの生々しさがリアルに観る者に迫ってくるよう。だだっ広いステージに機材が置かれた、特別なんの凝った演出もない中、淡々と演奏を繰り広げてるだけなんだけど、これほどカッコいいバンドいるか?つうくらい聴いてるうちになんだか心が熱くなってくる、個人的には彼らのいくつか出ているライブドキュメンタリーの中でも一番好き。

 


R.E.M. - Everybody Hurts (Road Movie '95) - YouTube

 

 

〇イールズ『ウィズ・ストリングス~ライブ・アット・タウン・ホール』

 

ウィズ・ストリングス~ライブ・アット・タウン・ホール [DVD]

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アメリカのグランジムーブメント以降に登場したSSWの中でもとりわけ好きな人、イールズことマーク・オリヴァー・エヴェレット。何歳かも分からない風貌とだみ声、そしてシンプルでチャーミングな曲がたまらない。

 


The Eels - Trouble With Dreams (Live 2005) - YouTube