10年イシウエのブログ~とりあえず今日を生き抜きたいからっ!~

”凡人”10年イシウエがそれでも生き抜くために日々摂取している『心の栄養素』あれこれを書き綴っていきます。

『作ってから文句言え!』は作り手の都合のいい逃げのセリフ

去る8/4に放送された”しくじり先生”が、またもや面白すぎた。この番組、”今もっとも面白いバラエティ”をぶっちぎりで独走してるよなぁ。

 

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

”CASSHERN”や”GOEMON”を監督した紀里谷和明氏を迎え『思ったことを言い過ぎて日本映画界から嫌われちゃった先生』と題して授業。なにが面白かったって、現役の映画監督と、かつて彼の映画を批判した評論家が直接対決する、という普段あまりお目にかかれないシーンが実現してたこと。

 

”CASSHERN”公開当時、散々国内の批評家に酷評されたことに対する恨みつらみを、ここぞとばかり有村昆氏にぶつける紀里谷氏の大人気なさ(笑)。でもその人間臭さに逆に好感もったなぁ。精魂込めた自作を貶されて平気な人なんているわけない、そのイメージからちょっと”クールでいけ好かない奴”と思われがちな紀里谷氏の実は熱血で真っ直ぐな人柄がにじみ出てて、正直あんまり興味なくて彼の映画を一つも観てない私ですが俄然応援したくなったもん。

 

 

GOEMON [DVD]

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CASSHERN [DVD]

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Last Knights Official Trailer #1 (2015) - Clive Owen ...

(↑紀里谷氏渾身のハリウッドデビュー作がついに完成!)

 


三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / Unfair ...

(↑紀里谷氏監督のMV。どメジャー畑でもその才能を如何なく発揮!)

 

 

しかし、こんなふうに批判に晒された作り手側が言い放つ『文句あるなら、お前もなんか一つでも作品を作り上げてから言え!』っう逆ギレ、かつてバンドでオリジナル曲作ったりしてた私もその気持ち、少なからずよーく分かりますよ。だけどね、そうした問答無用の正論を作り手が言っちゃうのは、どっか卑怯にも思えるんですよね。それ言っちゃお終いでしょうよ。

 

映画、またはその他のジャンルの批評家が、ときに鋭い批判を繰り出すのって、やっぱ根底には彼らなりの深い愛情があるんですよ。『俺の大好きな〇〇をないがしろにするような、しょーもない代物作りやがって!』といった感じ。特に批評家になりたい、なんて奴は異性にもモテない捩じれた根性の持ち主でしょうから(暴言)、愛する対象がちゃんと愛されていない様を見せつけられるといてもたってもいられなくなるんですよ、きっと。

 

ちなみに話はそれるけど、現在絶賛上映中の”進撃の巨人”の脚本アドヴァイザーにあの町山智浩氏が参加した、というニュースにはマジでびっくりしたよ。

 

miyearnzzlabo.com

 

普段『映画作ったことねぇくせに』って揶揄されてる評論家が、作り手の側に飛び込むって、それだけでもほんととんでもない勇気がいることだよ。なおかつ今回は超人気漫画が原作、ということは原作のファンから「思ってたんと違う!!」って総叩き食らう可能性も大いにあり得る状態なわけで。その過酷な闘いに挑んだ町山氏のことを私は尊敬するね。あ、まだ肝心の映画は観てないんだけどね。

 

紀里谷氏は散々文句言ってたけど、批評家は批評家なりに真剣に体張って己の仕事にプライド持って全うしてる、と思うよ(すべての批評家がそうとは限らないかもしれんが)。かのモーガン・フリーマンに『Listen(聞けよ)』とだけアドヴァイス受けた、って言ってたけど、たまには彼らの耳が痛い言葉も真摯に受け止めてみては?と思いましたけどね。

 

 

スゴ過ぎる!おバカ映画の世界!!―アリコンが選ぶ爆笑のバカデミー賞作品大集合!!

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 ↑”しくじり先生”に出演してた映画コメンテーター・有村昆氏も見直した!正論で攻めてくる紀里谷氏に日和ってなかったから。